2010年08月29日

磁性流体

展覧会で見た児玉幸子氏の作品「Morpho Tower」。そこで初めて「磁性流体」という物質を知る。
磁性流体とは、簡単に言うと鉄の粉の入った液体らしい。
以下、磁性流体とはより引用
磁性流体とは、磁石に反応する液体です。磁界に反応する物質は"磁性体"と呼ばれます。その代表的なものとして、鉄、コバルト、ニッケルなどの金属や、金属酸化物などがありますが、これらはいずれも固体です。これに対し、「磁性流体」は液体――。固体の磁性体と同様、磁界に反応し、意図する位置に保持をさせたり、変化させたりできる材料としては、現在知られている唯一の素材です。
(中略)磁性流体の正体は、直径が10nm程度の磁性超微粒子と、主成分である水、有機溶剤または油等の液体(分散媒)、およびその粒子に吸着して粒子を液体中(分散媒)に安定に分散させるための界面活性剤の3成分によるコロイド溶液です。
磁性流体は磁界が零の時は磁性の無い単なる液体ですが、マグネット等の磁界を作用させる事で、磁性流体は磁化します。しかしながらマグネットを遠ざける(磁界を取り除く)と、磁化は再び消滅します。このような磁気的性質を超常磁性と言います。磁性流体は残留磁化およびヒステリシスといった特性を持ちません。

この磁性流体の至近距離に、永久磁石などの磁場が発生する物を置くと、その磁力線の流れに沿って突起が形成される。以下の動画が、児玉氏の作品。

こんなに緊張感を持った美しい作品は初めて見た。そして、磁界という、普段目に見えないものをこんなに美しく見せられると、見てはいけないものを見てしまったような気持ちになった。
でも、たくさんの人に見て感じてほしい、と思います。

23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Qwan-Note

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