2009年01月11日

[NoScriptで見る] でん六

この記事の目的等については、[NoScriptで見る] はじめにを見て下さい。

豆はでん六

有名な「でん六豆」の販売元、「株式会社でん六」のサイトが、NoScriptで見ると色々残念。

空っぽのトップページ

まずトップページが、見事に空っぽ。新着情報だけ出ていないとか、画像が消えているといった状態ではなく、空っぽ。
noscript_001_001.png
トップページへのリンクを兼ねたロゴと、協賛らしきモンテディオ山形のバナーだけが表示される。警告や解説らしきものも無い。

NoScriptのブロックを解除すると、以下の様に表示される。
noscript_001_002.png
Flashアニメーションはともかく、何故かメニューを含めた殆どの情報を、JavaScriptで引っ張っている。

このトップページが怖いのは、トップなのに下位のページへのリンクがどこにも無い事。せめてヘッダメニューだけでも出ていれば、まだ手がかりにはなるのに。

その他のページ

サイトの中に入れば、大抵のページは内容そのものなら見られる。でも検索フォームのボックスが出てこなかったり、動的制御用の要素が静的に書いてあったり、分かり難い。最上位のメニューも無いので、大きなカテゴリの切り替えも出来ない。

作り

AdobeのSpryを使って、ナビゲーションやコンテンツの取得を行っている風。トップページに配されている内容はどれも入れ替えの頻度が高そうだから、こういう作りにしたんだろう。でも、copyrightやヘッダーのメニューまでスクリプトで引っ張る必要は無いと思う。協賛の情報は静的に書いているんだし。

殆どビジュアルデザインのスキルしか持たない、或いは印刷業から転換したような作業者の場合、Dreamweaverなどオーサリングツールの組み込み機能を、特に検証無く使う事がある。「おー、出来た出来た」って感じで。document.write()が並んだだけのjsファイルなんかを見ていると、そういう状況で作られたのかなと思える。

クローラーへの対応

トップページの内容はJavaScriptで引っ張られているため、クローラーが受け取る情報がとても少なく、静的に配置しているテキストしか渡せていない。Googleのサイト検索を使ってsite:www.denroku.co.jp "でん六からのお知らせ"とすると、結果にはトップページでクロールされたテキストが見えるが、「でん六からのお知らせ. ニュースリリース; キャンペーン情報; 新発売情報. 協賛情報. モンテディオ山形オフィシャルサイト モンテディオ山形を応援します.」だけ。Yahoo! Japanでもほぼ同じ結果となる。これは怖い。

まとめ

こういう問題を抱えたサイトは山ほどあって、でん六を取り上げたのは、たまたまトップページが派手な消え方をしていたからというだけ。大多数の閲覧者は問題なく見えるだろうし、極端にまずいとは思わない。

動的な要素を許可しない閲覧者に対応しない事が問題そのものではなく、そういう設計をした意識が無い事が問題。JavaScriptありきでしか閲覧できないページを作るなら、せめて無効な場合の警告なりを用意しておかないと、余計なトラブルを抱えるだけ。クローラーへの対応もそうだけれど、枝葉で損をする設計はとても勿体無い。

02:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Neran-Note

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