2008年09月06日

和欧混植

和欧混植は多い。よく見かける。美しく組むのは難しい、特に縦書きの場合…。でもこれからもっと増えていくのだろう。英語の本で和欧混植なんて、見たことないなあ。英仏混植とかあるのかな? 英中混植とか。あるんだろうなあ。
以下第三回 日本語の組み方[2] 欧文組み その1 | 文字の手帖 | 株式会社モリサワより引用。

外来語をカタカナで表記するようになったのはいつごろのことでしょう?はっきりと調べたことはありませんが、たぶん江戸後期にはすでに行なわれていたものと思います。
 カタカナは、漢字の偏や旁の一部だけを採ったもので、漢文の横に読みを書き添えたりするときに使われていましたから、外来語をカタカナで書くことは、自然に受け入れられることだったのでしょう。もともと漢字を倭語にあてて読んだ万葉仮名も日本語に漢字を振ったものとも言えますから、音にしたがって文字を振るのはお手のものだったに違いありません。
 かつて、洋画は日本語題で(翻訳して、または、まったく違う題名をつけて)公開していました。たとえば、ヒッチコックの「鳥」の原題は「The Birds」で直訳ですが、ニューシネマの名作「明日に向かって撃て」は「Butch Cassidy and the Sundance Kid」で、まったく違うタイトルになっています。
 こういういわゆる“邦題”には味のある忘れがたいものも多いのですが、ここ10年ぐらいは直接カタカナ書きする題名が多くなっています。しかも「パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド」(原題は「Pirates of the Caribbian: at World’s end」)のように、適当にカタカナ英語にされているものもあって、子供も観る映画なのにこれでいいのかと心配になります。また、最近は「Into the Wild」のようにそのままアルファベットで表記するものも出てきています(ちなみに「Into the Wild」の原作は、『荒野へ』という翻訳題で日本でも出版されています)。
 長々と何を書いているかというと、日本語の中に、本格的にアルファベットが混ざりつつあるということを言いたいのです。映画のタイトルも日本語題から外国語のカタカナ表記、そして原文表記へと変わってきました。 
日本語は仮名漢字混じり文であることは言うまでもないのですが、そこにラテンアルファベットも混ざるようになってきたのです。
 日本語は、構文が正しく、助詞や助動詞が日本語でありさえすれば、日本語として認知できます。たとえば《Theater で「Into the Wild」を enjoy した》でも、日本語として通じるということです。また、NASAやHTMLなど、アルファベットでしか表記できないことばも増えて、ますます和欧混植率が高まっています。このことは、昨今の欧文タイポグラフィへの興味とも無関係ではないでしょう。

何を学んだってわけじゃないけど、確かにこれからもっと和欧混植率が高まるんだろうなあ…と思ったのです。美しく組めるようになろうと思ったのです。
タグ:文字

19:02 | Comment(1) | TrackBack(0) | Qwan-Note

この記事へのコメント
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Posted by 楽天 クロックス at 2013年08月10日 02:28
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